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免疫とは?わかりやすく簡単に説明

このページでは免疫の基礎知識を紹介します。免疫の仕組みや働き、免疫細胞が作られる場所やその過程など分かりやすく簡単に理解できるようにまとめました。

免疫の仕組み

空気中には細菌やウイルス、アレルギー物質、たばこの副流煙や大気汚染物質といった有害物質が多数存在しています。こういったさまざまな有害物質から身を守り、病気を予防・治癒を行う仕組みのことを「免疫」と言うのです。

免疫機能はさまざまな細胞が相互作用することで成り立っています。免疫機能に関わる細胞は「顆粒球」「B細胞」「T細部」「NK細胞」「マクロファージ」「棒状細胞」など。これら免疫細胞は、有害物質が体内に侵入した際にそれらを異物であると識別して攻撃し、排除する働きを持っています。

免疫細胞はどうやって
生まれるの?

免疫細胞はさまざまな細胞のもとである前駆細胞から生成されます。

一部の前駆細胞は骨髄でB細胞になります。B細胞は成長後、血液に乗ってリンパ節や脾臓へと移動します。

また、一部の前駆細胞は骨髄で生成された後、心臓の少し上にある胸腺に移動してT細胞になります。T細胞は血流に乗って、B細胞と同じようにリンパ節や脾臓へと流れていきます。そうして、別の箇所で成長したB細胞とT細胞が再び出会い、相互作用することで免疫機能が生まれるのです。

免疫細胞の6つの働き

細菌やウイルスによる感染の予防

風邪やインフルエンザの病原菌が体内に侵入した際に、それらを攻撃して体を守る働きを持っています。いち早く病原菌を排除することで、風邪やインフルエンザの発病を予防してくれるのです。

老化や病気の予防・美容効果

免疫細胞には新陳代謝の活性化させる働きがあります。新陳代謝の働きを向上させることで、細胞組織の老化や身体機能低下による病気を予防。また紫外線から肌を守り、ニキビをはじめとするさまざまな肌トラブルを防ぐ美容効果もあります。

がん細胞の破壊・がん予防

人間の体内では1日5000個以上のがん細胞が生成されています。免疫細胞はこのがん細胞を攻撃し、破壊することで増殖を阻害。免疫力を高めることでがんの発症リスクを軽減できるのです。

健康維持

疲労回復や怪我・病気の治癒も免疫細胞の重要な働きの1つ。怪我をした際、傷が自然に治っていくのは免疫細胞が傷ついた細胞を修復してくれるからなのです。そのほか、肩こりや腰痛を予防・改善する働きもあります。

本来持っている細胞と異物の識別

細菌やウイルス、がん細胞などが本来あるべきものではないと識別するのも免疫細胞の役割。免疫細胞が異物を正確に識別することで、細菌やウイルス、がん細胞の排除が可能になるのです。

抗体の生成

細菌やウイルスへの抗体を作り出すのも免疫細胞の働きです。おたふく風邪やはしかが1度かかると2度と発症しないのは免疫細胞が抗体を生成してくれるため。おたふく風邪やはしかのウイルスが体内に侵入した際は、いち早くそれらを破壊して発症を防いでいるのです。

免疫力を高めることは、さまざまな病気の予防や治療に繋がります。がん治療においては免疫細胞の1種である「NK細胞」の働きが特に重要です。NK細胞を活性化させるRBS米ぬか多糖体についての研究内容をまとめました。

RBS米ぬか多糖体で
生存率が20%上昇した
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参考文献