RBS米ぬか多糖体の製法の流れ、RBS米ぬか多糖体の原料、製造過程で駆使される技術についてまとめています。
RBS米ぬか多糖体は、特許を取得している独自製法によって作られます。製法の簡単な流れは以下です。
RBS米ぬか多糖体は合成物質ではなく、必要なものだけを抽出した成分なので、製法の流れはいたってシンプルです。しかし、実際にRBS米ぬか多糖体を作り出すことは容易ではありません。その理由をご紹介します。
RBS米ぬか多糖体を構成しているのは「ヘミセルロースA」と「ヘミセルロースB」という2つの成分であり、大部分を占めているのは免疫増強作用を持たないヘミセルロースAです。
対してヘミセルロースBは、5%ほどしか含まれていません(米ぬか1kgあたりの含有量3?4g)。RBS米ぬか多糖体の製法では、希少性の高い免疫増強成分ヘミセルロースBだけを熱水抽出しているのが特徴です。
RBS米ぬか多糖体が生まれる以前から、免疫増強作用を持つヘミセルロースBが注目されていました。しかし、ヘミセルロースBのままだと分子が大きすぎるため、摂取しても体内に吸収されなかったのです。そこで革命を起こしたのが、「シイタケ菌糸」を用いた独自の酵素分解技術でした。
ヘミセルロースBは「キシロース・アラビノース・グルクロン酸・ガラクトース・グルコース」という5つの成分で構成されています。免疫増強作用の鍵を握っているのはキシロースとアラビノース。キシロースとアラビノースの構造は変えずに、そのほかの成分を切り離して低分子化したものが「RBS米ぬか多糖体」です。
もしシイタケ菌糸を用いた酵素分解技術がなければ、体内に吸収される「RBS米ぬか多糖体」は誕生していなかったかもしれません。
低分子化されたRBS米ぬか多糖体は、高い免疫増強作用が期待できます。RBS米ぬか多糖体の具体的なメカニズムや効果が気になっている方は、末期胃がん患者を対象に実施されたRBS米ぬか多糖体の臨床試験結果をまとめているので、ご参考ください。
RBS米ぬか多糖体はエビデンス情報が豊富!
末期がん患者の生存率がおよそ20%上昇し、食欲も24.2%増加したデータも存在。延命・QOLの改善を示す論文データを確認しましょう。