胃がんステージ4患者がRBS米ぬか多糖体を摂取した研究論文をもとに、RBS米ぬか多糖体と胃がんの寛解の関わりをまとめています。
遠隔部位までがんが転移してしまったステージ4の胃がん患者を対象とし、RBS米ぬか多糖体を6ヶ月間摂取した16名の検証結果をまとめた論文[注1]を紹介します。このデータをもとに、RBS米ぬか多糖体が胃がん寛解につながったのかどうかを確認してみましょう。
NK活性にともない、がん細胞の有無を判別する腫瘍マーカーにも変化が見られました。RBS米ぬか多糖体を摂取した患者10名に対して、腫瘍マーカーの減少が確認されています。全体的に副作用に関してはとくに報告がなく、調査側で確認した際も問題はなかったようです。
RBS米ぬか多糖体の調査が開始された当時、ほとんどの患者のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は活性力が低く、NK活性が正常域であると判断されたのは16名中わずか2名。
それが、RBS米ぬか多糖体を摂取することによりNK細胞が活性化し、6ヶ月後には正常域に達した患者が11名にまで増加しています。
6ヶ月の間で体重が増加した方は10名、減少した方は2名。残り4名は変わりないことが報告されています。体重の増減も2kg以内に収まっており、正常の範囲内といえるでしょう。RBS米ぬか多糖体を摂取したことによる影響はとくに見られませんでした。
RBS米ぬか多糖体を6ヶ月摂取し、白血球の増加が認められた患者は16名中9名。数値が正常域までに回復しています。逆に数値が高かった方が正常域へ変動していることも確認されました。
全体的に見たところ、健康な状態に移行していて、悪影響を与えるような変動は見受けられませんでした。
スキルス性胃がん患者(ステージ4)の60代女性の事例を注目します[注1]。この女性は癌性腹膜炎を併発して胃がんを切除したが、癌が残っている非治癒切除という状態になりました。腹痛や貧血を訴えて来院された際には、CA19-9(腫瘍マーカーの1つ)が390U/mLと、かなり数値の高い状態でした。
経口抗がん剤TS-1と、1日3gのRBS米ぬか多糖体を投与したところ、3ヶ月後にはCA19-9は正常域まで減少。自覚症状も改善され、33ヶ月時点(調査当初)での栄養状態は良く、通常の生活に戻ることができたと報告されています。
RBS米ぬか多糖体はエビデンス情報が豊富!
末期がん患者の生存率がおよそ20%上昇し、食欲も24.2%増加したデータも存在。延命・QOLの改善を示す論文データを確認しましょう。